2014年3月3日9:00
通信キャリアのオレンジは、スペインでプリペイドカードを発行することになった。ブランドはMasterCard。繰り返し資金をロードできるリローダブル型だ。
ネーミングはオレンジキャッシュ(Orange Cash)で、スマートフォンと連携する。このカードは磁気ストライプやIC、さらに非接触決済にも対応している。
スマートフォンと連携するため、オレンジキャッシュの利用履歴やプリペイド残高照会が簡単にできる。非接触カードとして現在使えるのは世界63カ国の200万カ所。
オレンジはスマートフォンだけで決済を完結するには時期尚早とみたのだろう。米国のGoogleウォレット、T-Mobile、そして日本のauは、スマートフォンとプリペイドでモバイルウォレットサービスを拡大しようとしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。