2014年3月7日9:00
アイルランドの独自デビットが、2014年2月末日をもって終了することになった。独自デビットとはVisaやMasterCardのついていないローカルなデビットカードのことをいう。
終了するのはレーザーカード(Laser Card)で、アイルランドでは1996年にスタートし、18年間利用されてきた。銀行口座と連動し、口座残高の範囲でショッピングできる。
アイルランド決済サービス機構(IPSO)によると、レーザーカードはすべて代替カードに切り替わっているという。トランザクション処理は2月28日の深夜で終了する。
国内の利用にかぎられ、インターネットでの利用ができないというのが中止に至った理由だ。汎用性のないカードは消えゆくのみか。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。