2014年5月11日9:00
クレジットカードのステータスブランドであるAmexは、若年層や銀行口座をもたない人たちを獲得するため、プリペイドカードを開発してきた。
そしてようやく、全米でリローダブル型の汎用プリペイドカードを発行することになった。名称はサーブ(Serve)で、スマートフォンと連動する。
登録費用や、現金ロード費用、ATM引出費用などは無料だが、月間利用料が1ドルかかる。ただし、場合によってはこれも無料になることもある。
現金のロードポイントは、ウォルマートやCVS、7イレブンなど全米で約20万カ所。20ドルから500ドルまでロード可能だ。スマートフォンで小切手をスキャンしてロードする方法もある。
利用はAmex加盟店ならオンラインでもリアル店舗でも、どこでも使える。もしAndroid端末をもっていれば、NFC非接触決済が可能だ。その際にはISISのモバイルウォレットを使う。ATM利用は全米で24,000カ所である。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。