2014年5月20日19:22
マルエツ、カスミ、イオン、丸紅の4社は、マルエツ、カスミ、イオンの連結子会社のマックスバリュ関東(MV関東)による、「首都圏におけるスーパーマーケット連合」(首都圏SM連合)の創設について、具体的な検討を開始することで合意したと発表した。
4社は共通する理念「お客さま第一」「地域社会への貢献」のもと、顧客により豊かな食生活を提供することで質と規模の両面で首都圏ナンバーワンのSM企業となること、そのためには首都圏市場の規模にふさわしいSM連合体を形成し、各社の総力を結集してSM業態の革新を図る必要があるとの認識で一致し、具体的な検討を開始することとなった。
マルエツ、カスミ及びMV関東は、首都圏を基盤とするSM企業としてこれまで培ってきた商品開発ノウハウやプロセスセンター等の既存ネットワークを更に進化させ、首都圏SM連合の成長と企業価値向上を図っていくそうだ。
また、イオンは、PB「トップバリュ」やスケールを活かした商品調達力、グローバル調達網、IT・物流網、クレジットカードや電子マネー、ATM等のインフラ等を提供し、首都圏SM連合の成長と企業価値向上を図っていくという。
丸紅は、総合商社として保有する経営ノウハウ、国内外の原材料・商品情報、グローバルな商品調達ネットワークや卸機能等を提供し、多様化する生活者のライフスタイルに合わせた商品を開発・供給することで、首都圏SM連合の成長と企業価値向上を図っていくそうだ。
4社は、首都圏SM連合の第一フェーズとして、2015年3月までにマルエツ、カスミ、MV関東の3社で共同持株会社を設立し、2020年を目途に首都圏における売上高1兆円、1,000 店舗体制を構築し、将来は国内ナンバーワン規模のSM連合体を目指すべく、今後具体的な検討を進めていく方針だ。