2015年3月16日13:16
ジェーシービー(JCB)は、福祉ソリューション事業者であるプラスヴォイスと提携し、2015年3月17日から、聴覚障がいを持つの利用者向けの手話通訳窓口「JCB手話デスク」を開設すると発表した。
「JCB手話デスク」は、聴覚や言語に障がいを持つ利用者から、テレビ電話を通じて各種資料の請求・サービスの問い合わせ等を手話にて受け付け、オペレーターが利用者の代わりにJCBに音声電話をかけるものとなる。
従来は、聴覚や言語などに障がいを持つ利用者から問い合わせがあった場合、会員専用WEBサービス「My JCB」やEメール等の手続きに限定されており、回答に時間がかかり、書面のやりとり等が発生していたという。また、カードに関する手続きは、家族や知人等の代理人を介しての問い合わせでは限界があり、利用者からも「プライバシーに関わることなので自ら問い合わせたい」という声を受けていたそうだ。
このほど開設した「JCB 手話デスク」では、テレビ電話を通じての各種問い合わせや手続きが可能となる。また、利用者本人からの問い合わせに「JCB 手話デスク」が窓口となることで、プライバシーに配慮したよりスムーズな対応が可能となる。