2015年4月16日13:25
ベネフィット・ワンとジャックスは、企業の「オリジナルギフトカード」を発行するカード事業で業務提携し、主にベネフィット・ワンの福利厚生会員団体を対象に「Visaプリペイドカード」を2015年4月16日より提供すると発表した。今回、プラスチック型の「Visa プリペイドカード」を法人向けギフトカードとして販売するのは、日本で初めてとなるそうだ。
今回、ベネフィット・ワンはジャックスと業務提携し、「Visaプリペイドカード」を企業が“オリジナルギフトカード”として社員に提供する、ギフトカード事業を強化する。「Visaプリペイドカード」は、国内・海外合わせて3,800万のVisa加盟店で利用でき、リアルにくわえ、インターネットでの商品購入の決済にも利用することができる。企業のロゴマークやキャラクターを用いたオリジナルデザインのカード作成が可能なため、企業独自のギフトカードとして利用できる。
デザインは、企業の商品やキャラクターなどを組み込み、デザインを自由に設定でき、デザイン校了後、最短約2カ月月で発行可能な「フルカスタマイズ形式」、汎用デザインに企業ロゴやメッセージなどを差込み、小ロットで価格を抑えることができ、デザイン校了後、最短約1カ月で発行可能な「パターンオーダー形式」の2種類から選択できる。
福利厚生業務のアウトソーシングサービスを提供するベネフィット・ワンは、現在国内5,000を超える企業や団体に、レジャー・宿泊施設や介護・育児メニューなどさまざまな福利厚生メニューを提供している。一方、ジャックスは、2013年7月にプリぺイドカード事業に参入し、“Gonna(ゴナ)”のブランド名でプリぺイドカードサービスを展開している。
昨今では、通常の福利厚生メニューとあわせて社員の帰属意識やモチベーションの向上を図るため、記念品や報奨品として企業独自の「ギフトカード」を社員に発行する要望が増えている。
ベネフィット・ワンは、金融事業部内に新たにカード事業グループを設けており、既存の福利厚生会員企業・団体に「ギフトカード」の提案を行い、今後は新たな顧客開拓に努めていくという。
ベネフィット・ワンとジャックスは、同事業を通じて2018年3月までに、取扱高30億円を目指すほか、今後も両社で協業を進めて新たなサービス開発に努めていきたいとしている。