2016年3月4日20:40
日本電気(NEC)は、グローバルな決済手段に対応した自動販売機向け決済ソリューションを2016年9月から発売する予定であると発表した。なお、端末は開発中で、2019年までに自動販売機10万台への導入を目指す。
決済端末1台でFeliCaを採用した国内の各種電子マネーおよびポストペイ(iD、交通系IC、nanaco、QUICPay、楽天Edy、WAONなど)に加え、グローバルな決済手段である磁気ストライプ・接触IC・非接触ICの各種クレジットカード・デビットカード(Visa、MasterCardなど)や、プリペイドカード(au WALLETなど)に順次対応予定。また、支付宝(アリペイ)をはじめとするQRコードを利用したオンライン決済にも対応する予定だ。
また、従来は個々に購入が必要であった決済端末と通信モデムを一体化して提供。これにより、自動販売機への取り付けの容易性向上や導入費用の低減を実現するそうだ。