2016年6月2日13:21
凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は、とりせんが北関東に展開するスーパー「とりせん」店舗で使えるポイント一体型ハウス電子マネー「とりせん電子マネーカード」に向けて、共同で運営する「サーバ管理型プリペイドASPサービス」を提供すると発表した。「とりせんカード」は、2016年7月中旬より順次発行を開始、60店舗で使用が可能となる(2016年5月末現在)。
とりせんでは、利用者にお得なポイント還元とスピーディーなキャッシュレス決済を実現し、買い物における一層の利便性を提供できる決済手法を検討してきた。あわせて、利用者の利用実績と購買データを元にした各種販促施策の実施を検討し、これらを同時に実現できるポイント一体型ハウス電子マネーの導入を決定したという。
16歳以上は誰でも持てる「とりせんカード」は、1,000円単位で5万円までチャージ(カード現金入金)が可能だ(1回のチャージ限度額は4万9,000円)。また、「とりせんカード」での精算200円(税抜)ごとに1ポイントが付与され、500ポイントで500円分のお買物券がレジより自動発行される。
「とりせんカード」の導入に際しては、凸版印刷のスムーズな導入管理、年間稼働率100%(2015年度実績)のシステム信頼性が高く評価され、「サーバ管理型プリペイドASPサービス」が採用されたという。また、「とりせんカード」に関連する販促・運用業務に一括で対応することができるソリューションおよび体制も評価され、電子マネーだけでなく、ポイントシステム、事務局業務、入会促進などについても凸版印刷が支援している。
凸版印刷は、「とりせんカード」のさらなる顧客利便性の向上に向けて、とりせんとともに機能強化に取り組んでいくほか、とりせんの推進するプロモーションやキャンペーン施策への協力を通じて、「とりせんカード」の利用拡大を支援しきたいとしている。