2016年6月26日9:00
アップルは根気強くApple Payを育てている。2014年に米国でスタートしたApple Payだが、当初の目論見通りには進んでいない。
リアル店舗ではNFC非接触決済、アプリではアプリ内決済を進めていたが、2016年秋にはWebでもApple Payを使えるようにする。
マックユーザーはサファリでオンラインショッピングする際、チェックアウト画面のペイウィズApple Payボタンを押すと、スマートフォンやApple Watchに連携され、認証を求められる。
その認証方法はタッチID。かんたんでセキュアな認証が完了すると、購入のプロセスにはいる。アップルはWebチャネルへも対応し、Apple Payの浸透をめざそうとしている。
現在米国ではターゲットやユナイティッド航空、エクスペディアなどの大手とApple Payの受付交渉をおこなっている。米国外では英国、カナダ、中国、シンガポールで展開しているが、今年の夏にはスイス、フランス、香港へも進出する。