2016年6月20日13:21
セブン銀行とじぶん銀行は、2017年春より、じぶん銀行の口座保有者向けに、キャッシュカードを使わずにスマートフォンを使って、セブン銀行ATMで入出金取引ができるサービスの導入を決定したと発表した。
スマートフォンを活用したATM取引は、国内でも自社の顧客向けの導入事例があるが、さまざまなATM提携先の口座保有者が利用できるサービスの導入は、セブン銀行が日本初となるそうだ。セブン銀行とじぶん銀行は、それぞれが持つ強み(ATMとスマートフォン)を活かして、同取引スキームを協働して検討し、来春のサービス開始を決定した。
じぶん銀行の口座保有者(5月末現在 217 万口座)は、サービス利用登録等の手続きや専用アプリの新たなダウンロードをしなくても、銀行取引アプリにより利用できる。全国に 2万2,000 台以上あるすべてのセブン銀行ATMで利用可能であり、ICカード利用時と同水準の高いセキュリティの取引が可能であるそうだ。さらに、iPhone・Android両OSに対応し、ほぼすべてのスマートフォンで利用可能となる。
セブン銀行は、じぶん銀行以外の提携先や資金移動業者等にも活用を検討してもらっており、今後、導入企業が拡大していく見込みだという。