2017年1月14日9:00
CFPB(米国消費者金融保護局)は個人信用情報センターのエキファックスとトランスユニオンに対し、消費者を欺いたとして法的措置をとった。
この2社が個人に販売したクレジットスコアが、実際にレンダーが使っていたものではなかったのだ。2011年から2014年3月までにクレジットスコアがその対象。
さらに、クレジットスコアや関連商品を無料あるいは1ドルとしていたが、それは7日から30日間だけの限定サービスだった。つまり、消費者がこの期間に解約しなければ、毎月定期的に課金されていたのだ。その費用は月間16ドル強。
その結果、影響を受けた消費者へ、トランスユニオンは1,390万ドル、エキファックスは380万ドルを支払わなければならないことになった。もちろん、お詫び状の送付が義務付けられている。
個人信用情報という本人の信用力をはかる物差しをごまかしていたとは。消費者をないがしろにするにもほどがある。