2017年2月7日16:11
楽天は、楽天の決済サービス「楽天ペイ(実店舗決済)」において、主要電子マネー14ブランドと「Android Pay」に対応したサービスを2017年夏から開始する予定であると発表した。
今回「楽天ペイ(実店舗決済)」に対応予定の電子マネーは、楽天グループの「楽天Edy」や、「Suica」「PASMO」などの交通系9ブランド、全国のセブン&アイグループなどで利用できる「nanaco」、イオングループの「WAON」(2018年サービス開始予定)、「QUICPay+(クイックペイプラス)」、「iD」となる。「楽天Edy」に対応している「Android Pay」も利用でき、さらに、近距離無線通信の国際標準規格であるNFCに準拠した決済サービス「Visa payWave」と「Mastercardコンタクトレス」、「J/Speedy」も将来的に開始予定となる。
これに伴い、2017年3月6日からクレジットカードと電子マネーの決済機能が搭載された「Rakuten Card & NFC Reader Elan(1万8,800円 税込)」を販売予定だ。また、すでに旧端末を所有している加盟店および電子マネーのみの導入を希望する加盟店を対象に、2017年夏頃にNFCを搭載した電子マネー専用リーダー端末「Rakuten NFC Reader Piu(4,980円 税込)」を販売する。
楽天は、2012年12月に「楽天ペイ(実店舗決済)」のクレジットカード決済サービスを開始した。さらに、2016年10月には楽天会員IDを用いたスマホアプリ決済サービスも提供している。