2019年7月5日19:00
楽天ペイメントは、神戸市が実施する「キャッシュレス導入実証実験」において、神戸市施設および民間施設等での実施事業者として採択されたが、2019年7月12日より、神戸市立須磨海浜水族園で、「楽天ペイ(実店舗決済)」が導入され、入園料の支払いに「楽天ペイ(アプリ決済)」を含む、各種キャッシュレス決済が利用可能となると発表した。
なお、楽天ペイメントは神戸市施設での単独採択企業となる。同施設においてQRコード決済が導入されるのは今回が初となる。
「楽天ペイ(実店舗決済)」は、各種クレジットカード決済、主要電子マネーによる決済、スマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」を加盟店が導入できる、実店舗向けキャッシュレス決済サービスとなる。これまで須磨水族園の入園窓口では、現金および一部交通系ICカードのみに対応していたが、今回の導入により、より複数の決済サービスが利用可能となる。
今回開始する須磨水族園での実証実験に先立ち、2019年7月6日に開催される新長田合同庁舎完成記念イベント「ときめき誕生祭」にて、「楽天ペイ」のブースを設置し、来場者に対してスマホアプリ決済や加盟店向けサービスを紹介する。さらに、今後、神戸市立王子動物園、水道筋商店街、三宮本通商店街、新長田地区の商店街においても導入を予定しており、商店街での導入時は、ポイントバックキャンペーンの実施も行うという。特に、楽天ヴィッセル神戸が運営するJ1プロサッカークラブ「ヴィッセル神戸」のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」では2019年シーズンより完全キャッシュレス化を実施しており、笠松商店街などスタジアム周辺の商店街で導入推進を強化し、同取り組みと連携することで、さらなる利便性と回遊性の向上を目指す。