2017年3月8日12:53
2016年、フィンテック投資でアジアが米国に肉薄した。米国での投資額は55億ドル。アジア投資は54億ドルだった。
中でも中国投資家が48億ドルと、アジア投資の約9割を占める。投資件数は165件だった。
米国フィンテックへの投資額は55億ドルだが、投資件数は422件。1件あたりの投資額は中国の6割だ。調査したのはCBInsightsである。
世界のフィンテック投資トップ10のうち、9件が中国フィンテックへの投資。オンライン融資のLufaxが12億ドルを調達。同じくオンライン融資のJDファイナンスが10億ドルを調達している。
アントフィナンシャルが調達した45億ドルは、CBInsightsの調査対象から外している。