2017年3月18日9:00
インドのモバイル決済会社Paytmは、インド政府のキャッシュレス政策に乗って利用者とマーチャントをハイピッチで獲得している。
そのE-コマース部門へ、中国の巨人アリババとSAIF Partnersが共同で2億ドルを出資した。SAIF PartnersはPaytmの親会社One 97 Communications Ltd.の早期出資者。
アリババがPaytm E-Commerce Pvt. Ltd.へ1.77億ドルを出資。SAIF Partnersは残りの2,300万ドルを出資する。アリババのPaytm E-Commerce持分は36.31%。SAIF Partnersは4.66%となる。
インドのE-コマースではフリップカート(Flipkart)やAmazonが先行しているが、アリババ軍団はPaytmの決済をテコにE-コマース拡大をめざす。