2017年5月15日9:00
国際送金決済分野への投資がホットだ。豪州の国際送金決済のAirwallex(エアーウォレックス)が、シリーズAで1,300万ドルの資金調達に成功した。
エアーウォレックスは2015年創業のスタートアップ。本社はメルボルンで、今回と合わせ2回のラウンドで1,600万ドルを調達している。
今回の調達をリードしたのはテンセント。Mastercardやセコイアキャピタルも参加している。
エアーウォレックスのターゲットはビジネス。現在100カ国強に企業間の国際決済サービスを提供している。
強みは3つ。格安の為替レート、低リスク、そして透明性の高いプライシングである。為替レートは世界最安値のFXを利用、マークアップなしだ。
APIを提供し、企業が簡単に自社システムと接続できるようにしている。2016年Mastercardフィンテックベンチャー育成プログラムのStart Pathに選ばれた関係で、Mastercardも投資している。