2017年7月31日19:53
SBI FinTech Solutionsの子会社である決済サービスプロバイダのゼウスは、住信SBIネット銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を、2017年7月28日付で関東財務局長より取得したと発表した。
これを受けてゼウスは、ゼウス加盟店向けに以前より提供していた中小企業向けトランザクションレンディング(事業性融資サービス「レンディング・ワン」)に加え、2017年7月31日より毎日入金サービス「ペイメント・ツー」の取り扱いを開始する。
「レンディング・ワン」は、加盟店の日々の決済データ(トランザクションデータ)などをもとに融資審査を行うことで、決算書などの書類提出をはじめとした保証人や担保も不要となり、通常の銀行ローンなどでは対応が難しい場面での資金ニーズにも対応できるという。審査申込後、最短で当日に融資実行可能なオンライン融資となる。
また、 「ペイメント・ツー」は、売上が発生した日の2営業日後に、同売上金から所定の手数料を控除した金額の入金を行うクレジットカード決済のオプションサービスとなる。加盟店は、「ペイメント・ツー」を利用することで毎日入金が可能となるため、キャッシュ・フローを改善でき、従来以上に機動的かつ戦略的な店舗運営が可能になるそうだ。