2019年10月10日12:00
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、2019年10月10日、Visaの「Fintech ファストトラックプログラム」に、プリペイドカード「バンドルカード」を提供するカンムが参加すると発表した。
「Fintech ファストトラックプログラム」は、パートナーであるフィンテック企業が、Visaの決済ネットワークを利用した新たな決済体験のより迅速かつ簡潔な構築と提供を可能にするものとなる。同プログラムは、Visa のネットワークを開放し、新たな決済体験を開発する幅広い企業をサポートする Visa のグローバル戦略の1つとなる。同プログラムは、さまざまな規模、成長段階にある企業に対し、Visa の決済機能へのアクセスや合理化された手続きなどの新しいコマーシャルフレームワークを提供する。
カンムは個人向け決済サービスを運営する、2011 年創業のスタートアップ企業となり、主力事業の「バンドルカード」は、年齢や職業などの属性によらず Visa 加盟店で利用できるブランドプリペイドカードサービスとなる。
今回の「Fintech ファストトラックプログラム」参加により、カンムは「バンドルカード」および将来参入を予定している新規領域での柔軟な意思決定と安定的な事業運営が可能になる。これをもって、多様化する決済ニーズに迅速に対応し、今後のビジネスのさらなる拡大を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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