2017年9月14日21:09
ソニーペイメントサービスは、ETC2.0普及促進研究会の各社と共同で「ETC2.0多目的利用サービスの拡大」に向けて取り組んでいる。ETC2.0普及促進研究会は、「駐車場におけるETC2.0カード決済のモニター募集~新静岡セノバ駐車場においてETC多目的利用サービスの拡大に向けた試行運用実施~(2017年7月26日発表)」に加えて、「名鉄協商パーキング藤が丘effe」の駐車場においてもネットワーク型ETC技術の試行運用を実施することとなり、協力してもらうETCカード決済のモニターを2017年9月12日~10月15日まで募集する。実施は、2017年11月1日~12月25日までとなり、対象者は、名鉄ミューズカード(Mastercard/Visa)のETCカードを保有している人となる。モニター特典は、試行運用期間中、駐車料金が1割引きとなり、アンケート回答者に対しMKPギフトカード(5,000円分)を贈呈する。
ETC2.0普及促進研究会は、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」の中において示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、各社が持っている技術及びノウハウの粋を集約し、「ETC多目的利用サービスの拡大」の実現に向けて検討を進めてきた。
また、検討ではNEXCO中日本を通じて国土交通省の指導をもらい、セキュリティが確保されたセキュアなシステム運用の実現が可能である目途がついたことから、駐車場においてネットワーク型ETC技術を活用した試行運用を行い、一連の技術面・運用面の検証を実施するために、駐車場におけるETC2.0カード決済のモニターを募集するもの。
ソニーペイメントサービス株式会社
ソニーペイメントサービスは、クレジットカード決済などの決済代行サービス、ネットワークサービスを提供し、2009年度には年間2億件超のデータ処理を取扱うなど、業界トップクラスの実績を誇っています。主要カード会社15社とダイレクトにネットワーク接続を行うことで、他社にはできないスピーディーで安定した処理を行い、更に、独自の認証機能を提供しています。また、PCI DSSなどセキュリティへの取組にも力を入れ、Eコマースの発展に貢献しています。