2018年11月1日18:00
流通向けソリューションおよびPOSレジ・POSシステムを開発するビジコムは、ポイントを活用したマーケティングソリューション事業を展開するVOYAGE MARKETINGが運営するポイント交換サイト「PeX」と連携し、店舗が発行するポイントをお店で使うだけでなく、現金やマイレージ、仮想通貨など、自分の好きな特典に交換できる「ビジコムポイント交換サービス」を2018年11月1日から提供開始したと発表した。
「PeX」は、現金やマイレージ、電子マネー、ギフト券など、顧客の用途に応じて自由に交換できるポイント交換サービスとなる。ビジコムのPOSレジとPeXが連携することにより、お店が買い物客(顧客)に付与するポイントを、そのお店で使えるだけではなくPeXを通じて、楽天ポイントなどの共通ポイントや仮想通貨Bitcoin、ANAのマイルなどの航空マイレージなどに交換できるようになる。お店が発行したポイントは、ビジコムのPOSレジを使う他店のポイントと合算し交換可能だ。
今回のビジコムのPOSレジとPeXの連携により、顧客が持っているポイントを自由に選んで使ってもらうことができるようになる。従来はポイントを発行したお店でしか貯める・使うことができなかったポイントを、他店のポイントと合算してPeXポイントに交換して利用するなど、顧客がポイント利用方法を選ぶことができる。顧客は店舗で使っていないポイントや有効期限が迫るポイントを有効活用できるようになる。個店ごとに発行しているポイントが大手ポイントサービスと同等なポイント発行のメリット訴求が可能になり、顧客満足度の向上、ロイヤル化、売上アップが期待できるとしている。
なお、ビジコムのPOSレジは顧客管理機能の1つとして標準でポイント付与ができるため、ビジコムポイント交換サービスの導入に専用端末は不要となる。会員管理には、会員カードまたは、ビジコムが提供する店舗集客アプリ「みせめぐ」のデジタル会員証(iPhone/Android対応、無料)を使うことで、お店はポイント管理、顧客はポイント利用ができる。顧客の会員カードまたは「みせめぐ」アプリで表示されるバーコードを読み取ることで、販売時にポイントを付与することが可能だ。
顧客は、スマホで「みせめぐ」アプリを使用することで、ビジコムのPOSレジを使っている店舗のポイント残高や有効期限の確認が行える。また、「みせめぐ」アプリ内でPeXポイントへの交換が可能だ。PeXポイントの利用には、PeXポイントサービスサイトでの無料会員登録(「みせめぐ」アプリ内で登録可能)が必要だ。