2019年1月13日9:00
高利貸しのペイデイローンに代わる安全な借入先として、英国では信用組合が利用されている。ペイデイローンの金利は2,000%を超えるところもあるが、信組は月利3%というキャップがつけられている。
その信組が2018年には8件も閉鎖された。信組に依存していた顧客は融資を受けられなく恐れがある。その数14,000人。
原因は、信組はプロ意識が欠如しており、デジタルサービスが提供できないことだと、批評家はいう。
プロ意識の欠如とは、信組のスタッフや役員が不正に関与したこと。これによって、いくつかの信組が閉鎖された。
デジタルサービスが提供できないことで、コスト削減ができず、損失が拡大し、閉鎖を余儀なくされたところもある。
コンプライアンスとデジタルトランスフォーメーションは、金融サービス提供者共通の課題である。