2019年2月15日18:13
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画、運営するトラストバンクは、埼玉県深谷市とともに、同市発行のプレミアム商品券のキャッシュレス化に伴う、電子地域通貨導入の実証実験を2019年5月から実施する予定であると発表した。
同社は2018年5月から、ふるさと納税のお礼の品としてQR決済の仕組みを用いて現地店舗にて現地のサービスや地場産品と交換できる「ふるさとチョイス 電子感謝券」を提供、 運用している。今回、深谷市と実施する実証実験では、「ふるさとチョイス 電子感謝券」のノウハウを活用し、スマートフォンアプリとQRコードを組み合わせてQR決済できる電子化したプレミアム商品券「ハイブリッド・プレミアム商品券」の有効性を検証する。
「ハイブリッド・プレミアム商品券」では、利用者はスマートフォンアプリに加え、一枚一枚固有のQRコードが印刷されたカードを選択することができ、スマートフォンを利用していない、または利用に慣れていない方でもQR決済ができるようになる。また店舗側もQRコードをスマートフォン、または印刷した紙を使って、QR決済を受け付けることができるため、導入が容易になるそうだ。同社は、導入・利用の簡易化を通じて、今後キャッシュレス化が進んでいない地域での導入を進める。