2010年10月29日9:00
米オンラインゲーム利用者の3%弱はバーチャルグッズ(ゲームアイテム)を購入していることがわかった。取扱高は15億ドルから20億ドルになる見込み。このなかにはソーシャルゲーム利用者も含まれている。
世界規模は米市場の2倍の30億ドルから40億ドルと見積もっている。米以外の市場として注目しているのが、中国、日本、そして韓国。すべてアジア諸国である。
一般的なゲームアイテムは10セントから99セントの範囲。これらのマイクロペイメントは、携帯電話課金が大半だが、新たなペイメントソリューションが求められている。
米プレイスパン(PlaySpan)はアルティミットペイ(UltimatePay)というサービスを提供している。これはオンラインゲーマーに85種類強の決済手段から最適なものを選べるようにしたもの。
国際ブランドつきのクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードをはじめ、PayPalや電子サイフ、銀行振込みにも対応している。
プレイスパンは2006年設立で300社のオンラインゲーム、700社のソーシャルゲームと契約を結んでいる。Facebookやサンリオなどにも採用されている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。