2019年11月1日8:10
「ATM付き!純金の神ポンタ当たるキャンペーン」を実施
ローソン銀行は、2019年10月31日に記者説明会を開催し、ローソン銀行開業1周年を記念して「ATM付き!純金の神ポンタ当たるキャンペーン」を実施すると発表した。ローソン銀行では今後、決済プラットフォーム事業でキャッシュレスを推進していく方針だ。
100万円相当の純金の神ポンタを3名にプレゼント
ATMの累計利用件数が東西で100件差以内で現金1億円が当たる
「ATM付き!純金の神ポンタ当たるキャンペーン」は、簡単なクイズに答えて応募すると「ATM付き純金の神ポンタ(100万円相当)」が応募者の中から3名に当たるもの。さらに、 2019年11月のローソン銀行ATMの累計利用件数が西日本と東日本で100件差以内になると追加で1名に現金1億円が当たるという。開催期間は、2019年11月1日10時~11月29日17時59分までとなる。
また、「Ponta」のキャラクターを務めるポンタが扮する神ポンタ出演の新TVCMを2019年11月1日から放映する。同CMでは、アニメ調のポンタやATMが登場し、ローソン銀行の開業1周年を祝う。また、神ポンタがローソン銀行1周年を記念して純金の神ポンタが当たるキャンペーンを発表する。
記者会見には、ものまねタレントのりんごちゃんに加え、キャラクターの神ポンタが登場した。
クレジットカード「ローソンPontaプラス」で4ポイント加算
ATMの収益をリテールやキャッシュレスへの資本として活用へ
ローソン銀行は、「私たちは、”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」という企業理念のもと、2018年6月に17年間ローソンで行っていたATMの事業を引き継ぎ、10月からは銀行としてビジネスを進めている。コンビニエンスストアと銀行の融合となる「コンビニ・バンキング」を掲げ、ATMの運営をしている。2019年1月からは新クレジットカード「ローソンPontaプラス」を発行。カード会員には、ローソン、ローソンストア100、ナチュラルローソンでのクレジットカードでの支払いで、100円(税抜)につき買上げポイントを4ポイント加算するキャンペーンを2019年10月1日より開始している。なお、同カードの発行業務は三菱UFJニコスが受託し、ポイントやロイヤリティプログラムではロイヤリティマーケティングと連携している。
ローソン銀行では、ATMを起点に事業をスタート。ローソンへの設置を中心に全国1万3,500台、2億人が使用している。ATMは、日本中の110の金融機関と心臓部の勘定系で接続。ATMのビジネスから発生する収益をリテールやキャッシュレスへの資本として使うことを目指している。金融機関にとっては、ATM運営コスト、ローソンと共同店舗を組むことで、コストを削減できるとした。
11月から全国のJAバンクにATMを設置へ
「決済プラットフォーム事業」はチャージ・ビジネスを2020年にサービスイン
たとえば、ATMを使って商品を売れば、チャネルを獲得できるとした。また、キャッシュレスを地域で行う際は、地域経済全体を底上げできるとしている。すでに全国のJAバンクにATMを設置すると発表。第一号店として、11月に川崎の農作物販売所のATMから設置をスタートする予定だ。
今後の展開として、銀行だからこそできる、安心・安価・簡単な決済プラットフォームを展開していく方針だ。
共同ATM事業から、チャージや請求ができる「決済プラットフォーム事業」、いろいろなサービスや商品が便利で、手軽に買えるような「金融コミュニティ事業」へ進化させていきたいとした。
決済プラットフォーム事業は、まずはチャージのビジネスからスタートする予定。銀行口座からチャージ、および送金を一度に行うことができる機能を2020年にはサービスインをしたいと考えているという。