2019年11月7日11:10
SAMURAI Securityは、2019年11月5日より富山第一銀行に対し、イベントスペースにて期間限定で実施する電子決済体験サービス「ファーストバンクコイン(FBC)」へのシステム提供を開始したと発表した。
同社は、富山第一銀行に対する電子決済体験サービス「ファーストバンクコイン(FBC)」へのシステム提供を通じて協働し、電子決済および電子通貨の普及、ブロックチェーンの研究の領域で、富山県における地域経済の活性化につなげていきたいとしている。
同提携で提供する電子通貨システムYEL(エール)は、ブロックチェーン技術による決済・送金と、利用者と加盟店が交流するコミュニティ機能を併せ持つ地域で循環型の消費をつくることを意図した電子通貨システムとなる。
同システムが発行する電子通貨(トークン)は加盟店の商品購入、サービス利用などに利用できる決済機能に加え、加盟店のYOSEGAKI掲示板へのギフティング(ギフトスタンプの購入~送付)などに利用できる。また、YELシステムを使って買い物やギフティングした利用者に対して「利用報酬」として規定の電子通貨を還元する機能により、使えば使うほど還元される循環型消費を形成することができるシステムであるとしている。
なお、電子通貨システムYELはQRコード決済、スマートフォン決済の仕組みとは異なり、地域に貢献したい気持ちや頑張っている人や企業を応援したい気持ちを「お金」を通じて実現することを主眼としており、商店街やイベント(祭り)などのコミュニティで利用可能なシステムとなるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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