2022年8月21日7:00
ブロックチェーン技術を使用した相続DXシステムを開発するSAMURAI Securityは、スマートフォンにかざすだけで終活対策や相続資産の移転が実施できるNFCカードIts-Ca(イツカ)の法人向け提供を開始すると発表した。
イツカはスマートフォンにかざすだけでクラウドサービスに接続して終活や相続対策を始められるNFCカードだ。スマホにタッチするだけで登録完了するためIDやパスワードの管理は不要で、生体認証を組み合わせることでセキュリティも強化できる。また万が一の事態が発生した時も、相続人(家族)がスマートフォンにかざすことで相続資産や遺言書にアクセスして相続手続きを開始できる。
このほど個人向けの商品提供に先立ち、法人向け商品として主にエンディング産業事業者を対象にイツカ法人パッケージの提供を開始する。パッケージを購入することでクオカードのようなオリジナルデザインのイツカを発行が可能になり、購入社専用のオンライン相続サービス「サラス」マイページと連携することで「自社の終活サービス」として展開することができるという。終活や相続、認知症対策等の事業者の課題であるサービスや商品の デジタルシフトやサブスクリプション収益等のアプリ型ビジネスモデルの導入に向けたフロントエンド商材として活用できるという。
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ペイメントナビ編集部
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