2020年6月3日19:15
フェリカポケットマーケティング(FPM)は、宮崎県延岡市が実施するプレミアム付き商品券発行事業(電子版)にソリューションを提供すると発表した。
同サービスは、イオンフィナンシャルサービスのもつ金融プラットフォームと、FPM社の地域活性化のノウハウを融合させて開発した、地域のコミュニケーションプラットフォーム「よむすび」の機能の一部である地域マネー機能を活用するという。
延岡市が発行する総額10億4,000万円のプレミアム付き商品券のうち、半額の5億2,000万円をスマホアプリによる電子版プレミアム付き商品券として発行する予定だ。
電子版プレミアム付き商品券は、新型コロナウイルス対策として求められる「新しい生活様式」における、①感染予防のための非接触方式の電子決済の利用、②参加店舗のテイクアウトやデリバリー紹介、③店舗の混雑状況の配信、などの本格的な電子化への移行のための課題抽出も目的としている。
延岡市では、1セットあたり、6,500円分を5,000円で販売(一人あたりの購入上限:10セット)。
事業運営側のメリットとして、FPMでは、①商品券の利用状況や流通残高のリアルタイムでの管理、②店舗との利用金額の精算期間の短縮、③運用費用全般の軽減、④現場担当者の業務負担軽減、⑤不正利用防止を挙げている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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