2010年8月23日9:00
千葉県銚子市のNPO法人BeCOMとフェリカポケットマーケティングは、銚子市の地域活性化、観光振興、生活の利便性向上を目的として、9月から「すきくるスタープロジェクト」をスタートすると発表した。
同サービスは、「犬吠WAON」に搭載したFeliCa ポケットの機能を利用し、共通ポイントサービス「すきくるスター」・共通クーポン・会員証・診察券・観光ラリーなど、日常よく利用する複数のサービス(最大20サービス)を一枚のカードに搭載することができるサービスである。
今回スタートする銚子地域共通ポイントすきくるスターは、ポイントの運営によって得られる収益について地域振興を目的とした基金を設立し、積み立てることによって地域振興事業の原資とすることを目標としている。地域振興事業については主に定住促進分野(子育て支援、地場での創業支援など)をテーマに自治体との協働も視野に入れて取り組みを進めていく。また、顧客の貯めたポイントについてもいくつかの寄付プログラムを用意し、顧客自らが地域貢献プログラムを選択して寄付が可能となるような仕組みも導入していく。
事務局が設置されるすきくるステーションでは犬吠WAONカードの販売と現金チャージ機も設置しており、地域の情報交流の場として広く市民に活用してもらえるようにさまざまな交流企画も予定しているという。
「すきくるプロジェクト」加盟店舗数は、15店舗からスタートし、年内100店舗を目指す。