2020年9月7日16:52
Mastercardは、ユンソク・チャン(Yunsok Chang)氏を日本地区社長に任命したと発表した。
チャン氏は、Mastercardの共同アジア太平洋地域担当社長2名の下、豊富な国際経験と市場開発の専門知識を活かし、さらなるパートナーシップの深化や幅広い決済オプションを日本市場に提供することに注力するという。
過去5年にわたり日本地区社長を務めてきたナンダン・マー氏は、2010年Mastercardに入社し、2015年に日本地区社長に就任。今後は、ロンドンにおいて新たに戦略担当として就任し、チャンはマーの後任となる。
チャン氏は、直近、シンガポールを拠点にアジア太平洋地域におけるマーケット開発担当のエグゼクティブ・バイス・プレジデントとして、主要加盟店とのパートナーシップ、アクワイアリングおよびアクセプタンス関連業務の統括を担当した。2003年に韓国のカントリー・マネージャーとしてMastercardへ入社し、事業の再生を主導。その後、アジア太平洋地域のコンサルティング、プロダクト、マーケティング担当や、グローバルにおけるクロスボーダー決済、プロダクト戦略、オペレーションの担当など、さまざまな部門の上級職を歴任してきた。
Mastercard入社以前は、リーマン・ブラザーズでインベストメントバンカーとして、また、マッキンゼー・アンド・カンパニーのソウルおよびロンドンオフィスで経営戦略コンサルタントとして従事した。ソウル生まれで、ソウル大学経済学部卒、米ハーバード・ビジネス・スクールで経営学修士号(MBA)を取得している。
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ペイメントナビ編集部
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