2020年9月10日7:40
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、社員証をスマートフォンのアプリとしてデジタル化し、スマートフォンによる入退室を可能にするデジタル社員証「Smart Me」を、2020年9月9日より提供開始すると発表した。
専用リーダーの前に手をかざすことで、瞬時にリーダーが起動し、アプリがインストールされた社員のスマートフォンと通信して認証する。
同サービスは、タッチレスの入退室管理機能の提供から始め、今後は社員証を中心として、オフィスの混雑状況を可視化する機能やオンライン名刺交換機能などさまざまな機能を追加していくほか、NTT Comのワークスタイル変革ソリューションなどとの連携を予定だ。
具体的に、「Smart Me」は、ICカードの社員証に備わっている入退館機能をアプリで実現する。スマートフォンのBluetooth (BLE)を利用して認証し、オフィスの扉や入館ゲートを開けることが可能だ。
特徴として、同サービスに対応した入退室・入退館システムとセットで導入することで、タッチレスで扉やゲートを開けることができる。専用リーダーの前に手をかざすことで、瞬時にリーダーが起動し、同サービスのアプリがインストールされた社員のスマートフォンと通信して認証する。また、ICカードの発行や廃止などの運用にかかる、手間やコストを減らすことができるという。さらに、オフィスへの来訪者は、アプリをダウンロードしてもらうことで、来館証が自動でアプリに登録され、手をかざすだけで入館していただくことができる。また、社員のオフィス内における居場所が分かる機能も追加する予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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