2020年10月21日7:00
マネーフォワードのグルーブ会社であるMF KESSAIは、企業間後払い決済サービス「MF KESSAI」において、取引先審査モデルを大幅アップデートし、審査期間の短縮を実現したと発表した。
「MF KESSAI」は、企業の取引先審査から請求書発行、代金回収等の請求に関する一連の業務を一括して代行する企業間後払い決済サービスとなる。請求から代金回収までのすべての請求業務を代行することで、企業が抱える請求業務の負荷や資金繰りの不安を解決するという。
従来から、「MF KESSAI」の取引先審査は、自動審査とマニュアル審査にもとづいて行ってきたそうだ。今回、サービス提供開始以来蓄積されたデータを元に、審査モデルを大幅に刷新し、自動審査範囲を拡大(約9割の審査を自動化)することで、最長2営業日かかっていた審査期間を最短数秒から最長1営業日に短縮した。これにより、翌日配送などの対応が必要なケータリングサービスやシェアリングサービスなどを展開する事業にとってより活用しやすくなるとしている。また、取引開始までの時間を最小限にできるため、セールスサイクルの向上につなげることができるという。