2010年12月27日11:56
セコムは11月24日、入退室管理システムの新たなラインアップとして、JR東日本のICカード乗車券「Suica」に対応したシステムを、販売開始すると発表した。同社では、セコムワイヤレスICカード、MIFARE、eLWISE、FeliCaといったICカードに対応できる入退室管理システムの販売を行っていたが、Suicaをセキュリティシステムの入退室管理用カードとして使用したいというニーズが高まっていたことから今回の対応に至った。
同社が開始するSuica対応入退室管理システムの特長としては、入退室管理用のICカードを新規に導入する必要がなく、現在手持ちのSuicaを利用できるため、オフィスや施設へのセキュリティシステムの導入をスムーズに行うことが可能だ。 また、セキュリティのセット・解除を1枚のカードで操作でき、入退室履歴の確認をはじめ、入室可能エリアの設定や入室可能時間の設定を利用者が管理することができるという。