2013年5月28日9:30
オプト、グランドデザイン&カンパニー、タカラトミーエンタメディア、アクセンチュアの4社は、会員向けポイントプログラムを保有する企業を対象にゲーミフィケーションをベースにした O2O(Online to Offline)マーケティング・ソリューション「デジガチャ」事業を共同展開すると発表した。

デジガチャは、カプセル自動販売機「ガチャ」と同様に、あらかじめ決められた賞品数をデジタルカプセルに入れて提供する。利用するユーザーが保有するポイントをデジガチャに使うと、無作為に賞品がでてくるため、「くじ」感覚で楽しむことができるという。
ポイントプログラムの保有企業がデジガチャを導入すると、会員はポイントを使ってウェブサイト上のデジタルカプセル自動販売機を回すことができるようになり、その結果として、ゲームや音楽などのデジタルコンテンツや実際の商品を獲得することが可能だ。一方、企業は、デジガチャを提供することで自社のポイントプログラム会員の自社店舗への来店促進や、自社サービスや商品の販売促進、さらに企業が提供する各種オンラインサービスの利用拡大につなげることができるという。
第一弾として2013年5月下旬よりヤマダ電機への導入が決定している。同社は、約3,000 万人のヤマダポイント会員向けに総合型オンラインプラットフォーム「ヤマダ電機マルチ SNS」 上でデジガチャを活用したサービスを開始する予定だ。ヤマダ電機の既存のポイントプログラムと連携し、ポイントを活用したO2O施策の強化をデジガチャが支援する。