2014年1月7日20:26
リクルートライフスタイルは、同社が運営する7万5,000件のクーポン連携を展開するジオ系のスマートフォンアプリ「RecoCheck」において、「地球の歩き方 ニューヨーク」のコンテンツデータを搭載し、130以上の観光スポットの中から、利用者の位置情報に応じたオススメ情報を配信する「ジオフェンシング」の実証実験を、2014年1月7日~3月31日まで行うと発表した。
ジオフェンシングは、地図上にバーチャルなフェンスを設置する技術であり、スマートフォンの急速な普及にあわせて期待が高まる「位置情報のマーケティング活用」の技術となる。GPS・Wifi・端末基地局・加速度センサーなどのスマートフォン内のセンサー類を駆使して、位置情報を検知し、特定のフェンスの中のユーザーに、リアルタイムに情報配信を行う。
今回の取り組みでは、「地球の歩き方 ニューヨーク」のコンテンツデータを搭載し、利用者の位置情報をもとに「RecoCheck」を通じて、130以上の観光スポットの中からオススメ情報を提供する。ジオフェンスの位置は、該当スポットの近隣などに設置し、「RecoCheck」アプリを起動していない利用者も、観光スポットの近くで認知・リマインドを受け取ることが可能だ。同社では同取り組みを通じて、「RecoCheck」利用者の実来訪数やジオフェンシングによる通知後の来訪率の検証を行う。
なお、ジオフェンスの技術は、ブログウォッチャーが提供するO2Oソリューション「Profile Passport」を利用しているという。