来店ユーザーと店舗スタッフとの関係を深める機能を提供へ(スポットライト)

2014年12月16日21:51

スポットライトは、同社が運営するスマートフォンを使った共通来店ポイントサービス「スマポ」の新機能「チェックインコミュニケーション」の提供を開始したと発表した。

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「スマポ」の新機能「チェックインコミュニケーション」のイメージ(出典:スポットライトのプレスリリース)

「スマポ」は、買い物の際にアプリ内に表示される店舗に行き、指定エリアでボタンを押すだけで、利用者のスマートフォンにポイントが貯まる来店ポイントアプリとなる。今回新たに導入される「チェックインコミュニケーション」機能では、特定の店舗に一定回数以上来店している「スマポ」ユーザーを、その店舗における“スマポVIPメンバー”と認定し、アプリ内の専用ページを通じて、特別なサービスや割引などの特典を提供する。

同社が2014年11月20日から11月30日の期間、都内アパレルショップで行った実証実験では、過去に10回以上来店している「スマポ」ユーザーを“スマポVIPメンバー”として、VIP特典のメッセージページを送信した。該当のユーザーが対象店舗に来店して、担当スタッフに声をかけてメッセージ画面を提示すると、会計から10%割引の特典を提供した。

結果、メッセージを受け取って期間中に来店されたユーザーの 14.3%が担当スタッフに声をかけ、商品を購入。また実証実験後に対象ユーザーに対して実施したアンケート結果では「丁寧な応対で、着ている洋服も参考になった」、「商品の特徴を完結に説明してくれて、コーディネートのアドバイスがもらえた」といった、「チェックインコミュニケーション」による店舗イメージの変化があることもわかったそうだ。

これまで、店舗スタッフは「スマポ」を利用して顧客が来店していることはチェックイン数の結果で把握していても、「誰がスマポの顧客なのか」を知ることができなかったという。

今回提供を開始した「チェックインコミュニケーション」機能では、スマポを利用して来店したユーザーと店舗スタッフにコミュニケーションのきっかけを提供可能だ。これにより、スマポを利用して来店したユーザーを認識し、ユーザーへの適切な接客が可能となる。

今後は見込み顧客の獲得、また個人目標を持つ店舗スタッフへの個人売上への貢献などに「チェックインコミュニケーション」を活用できると考えているそうだ。

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