2016年3月7日13:32
新生銀行は、新生総合口座パワーフレックスの利用者に対して、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の連結子会社であるTポイント・ジャパン(TPJ)が運営する共通ポイントサービス「Tポイント」を付与するプログラムを、2016年4月1日から「Tポイントプログラム2016」として拡充すると発表した。
新生銀行では、Tポイント・ジャパンとの業務提携により、Tポイントを利用する「T会員」が新生総合口座パワーフレックスの口座開設時や商品・サービスを利用する際にTポイントを付与するプログラムやキャンペーンを2013年9月から実施している。当初は利用者に新生銀行のTポイントサービスを知ってもらい、利用してもらうため、インターネットでの取引やATMの利用を中心にポイントを付与していた。2015年4月にはポイント付与をプログラム化し、振込入金や自動引き落としの登録など、日常的な銀行サービスの利用に対してもTポイントの進呈を開始したほか、平成27年度には店頭での取引に対するTポイントの付与にも力を入れてきた。この結果、近時はTポイントのプログラムやキャンペーンを通じての口座開設が新規口座開設の利用者の2割に達するなど、新規顧客獲得および取引の活性化に一定の効果が見られたそうだ。
このため、今回のリニューアルでは、プログラム化した取引に加え、投資信託や外貨預金の取引の際にもTポイントを進呈するなど、ポイント付与の機会を拡充すると共に、これまで郵送やスマートフォンアプリでの口座開設に付与していたポイントを店頭で口座開設した人にも対象となるように拡大する。
新生銀行では、第三次中期経営計画において、新生銀行グループの顧客基盤の重層的な活用を目指している。Tポイントサービスはその実現に向けた重要な戦略の1つであることから、新生銀行グループによるTポイントサービスのさらなる拡充を検討し、同グループの商品・サービスの利用者の増加につなげていく方針だ。