歩行分析から認知症の予防や未病につなげる仕組みを開発(OKI/ZBB/nnf)

2018年7月27日6:38

沖電気工業(OKI)、ZEROBILLBANK JAPAN(ZBB)および株式会社no new folk studio(nnf)の3社は、加速度センサーや角速度センサー、無線通信機能を組み込んだ靴を活用して、歩行時の足の運び方の分析から行動変容につなげる仕組みを共同開発したと発表した。歩行やスポーツ時のフォーム分析により、適正なフォームへの誘導や、歩行異常から糖尿病や認知症などの早期発見や未病/予防に効果的な行動促進などへの応用を目指す。

歩行分析から行動変容までの概念図(OKI/ZBB/nnf)

今回3社は、nnfのモーションセンサーや通信機能を搭載した交換式モジュールを共通規格となるスマートフットウェアのプラットフォーム「ORPHE TRACK」と、OKI とZBBが共同で開発したブロックチェーン技術を活用したサービス利用者の行動変容を後押しする仕組みである「Yume Coin」を組み合わせ、歩行異常を早期発見する仕組みと、それを改善する行動を推進する仕組みを開発したという。

「ORPHE TRACK」に組み込まれた各種センサーを活用して、歩幅や歩行速度、移動距離だけでなく、通常の万歩計やスマートフォンアプリでは測定できないような足の着地角度や持ち上げた足の運び方などを3次元的に分析する。糖尿病や認知症で特徴的と言われている小さい歩幅で足を持ち上げずに歩く兆候が発見された人に対して、正しい歩行姿勢や中強度運動である早歩きなどを一定時間行った際に、ご褒美として「Yume Coin」のインセンティブ・ポイントを付与することで、行動変容を推進する。同効果を確認するために、8月から一般の人々の協力を得て、実証実験を進める。実証実験を通じて、認知症などの発症前の各ステージの歩行の特徴の詳細を分析し、予防や未病に役立てる仕組みを検討していく。また、ブロックチェーン技術を活用して、歩行以外のさまざまな健康に関する個人データも管理しており、多様なデータを結びつけることで、早期発見や行動促進の精度を高めていく方針だ。

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