福井銀行と地域企業のデジタル化支援で提携(スタディスト)

2024年8月27日15:16

スタディストは、福井銀行とビジネスマッチング契約を締結した。これにより、同行とスタディストは地域企業に対するマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」およびコンサルティングサービスの提供で連携することが可能となり、生産性の向上や人材不足等の課題解決につなげるという。

福井銀行では、「地域まるごと支援」を掲げており、顧客の課題に対して、グループ一丸となって解決に取り組んでいるそうだ。昨今、デジタル化に関する相談を非常に多く受けており、特に、人材不足や生産性向上に関する相談が増加傾向にあるという。そのような顧客の課題解決ニーズの高まりに対して、スタディストが提供するクラウド型のマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」を紹介することで、企業のマニュアル作成、管理業務の効率化、生産性の向上が期待される。一方で、スタディストが提供するサービスについての情報は、首都圏以外の地域ではなかなか得ることができず、「Teachme Biz」がどのようなサービスなのか知られていないという課題があった。今回、福井銀行が「Teachme Biz」や、関連したコンサルティングサービスの紹介を行うことで、北陸地域における認知度向上が期待され北陸地域においてもより導入しやすいサービスとなったそうだ。

福井銀行は、生産性向上ニーズや働き手不足等の問題を持つ地域企業に対して現状整理から解決策の実行までのコンサルティングを行い、地域企業の課題への解決策として「Teachme Biz」やスタディストの導入および定着に関するコンサルティングメニューを紹介し、スタディストの営業担当と引き合わせを行う。

スタディストでは、業務提携している地方銀行と協力し、各地の生産性向上や人材不足に係る問題解決に貢献しつつ、雇用創出、地方創生を目指す。また、地方銀行のコンサルティング部門と協働することで、地域企業の生産性向上につなげるそうだ。

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Finance News Navi編集部

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