2025年2月6日17:56
SBIホールディングスとその連結子会社であるSBIアルヒは、2025年4月より住宅ローン保証事業に参入すべく、設立準備会社に対して共同で出資することを決定したと発表した。
SBIアルヒは、全国に展開するフランチャイズ店舗をはじめ、直営店舗、不動産事業者や大手デベロッパーなどを対象とする法人営業の拠点など、約100の拠点やWebチャネルを通じてさまざまな顧客に【フラット35】を提供している。
このほど、住宅ローン事業を通じて培った経験やノウハウを活用し、住宅ローン保証事業に参入することで、さらなる住宅ローン取扱件数増加およびストック収益の向上と安定化を目指す。また、新会社では、SBIアルヒが有するデータとAIなどの技術を用いて適切な審査を実行する。さらに、営業活動などさまざまな領域において、SBIグループ各社との連携も推進するそうだ。
SBIグループでは、国家目標である地方創生の実現に貢献するべく、全国各地の地域金融機関との連携を推進しているが、同保証事業では地域金融機関の提供する住宅ローン商品についても保証対象とする予定であり、事業を通じた地域金融機関との一層の連携強化を目指す。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
金融分野(銀行、投資、証券、保険)のテクノロジー、マーケティング、最新動向の啓蒙ポータルサイト