「MINTSUKU forふるさと納税」を自治体に向けて提供(TOPPAN)

2024年5月28日12:00

TOPPANは、アスリートやアーティスト、キャラクターなどの公式フォトコンテンツを活用してオリジナルグッズを制作できるサービス「MINTSUKU(みんつく)」を、2022年7月より提供しているが、このほど「MINTSUKU」をベースに、自治体独自のふるさと納税返礼品を提供できる「MINTSUKU forふるさと納税」を、全国の自治体に向けて2024年5月27日より提供開始した。

「MINTSUKU forふるさと納税」(TOPPAN)

「MINTSUKU forふるさと納税」は、ふるさと納税ポータルサイトなどを通じた寄付により、自治体が保有する名所など地域資源の公式フォトコンテンツを活用したオリジナルグッズを、寄付者が自らの好みを反映したカスタマイズを行い返礼品として受け取ることができるサービスだ。これまで「MINTSUKU」ポータルサイトのみでの販売形態だったオリジナルグッズの提供権限を自治体に付与する機能を開発。自治体はふるさと納税ポータルサイトなどから「MINTSUKU」を活用したオリジナルグッズの提供ができる。これにより、自治体の保有する地域資源コンテンツを活用して、返礼品の提供が可能となる。

なお、同サービスは第1弾として、秋田県鹿角市のふるさと納税返礼品に採用。鹿角市の四季折々の風景や、大日堂舞楽・花輪ばやしなどのユネスコ世界文化遺産の公式フォトコンテンツでオリジナルカレンダーができるそうだ。2024年5月27日より、各種ふるさと納税サイトより受付を開始する。

TOPPANは、全国の自治体に向けて同サービスを展開し、2026年までに約100自治体の導入を目指す。また、今後は「MINTSUKU forふるさと納税」の仕組みを活用し、自治体に限らずさまざまな事業者のオリジナルグッズ販売を支援していく。「MINTSUKU」は、対応するフォトグッズのラインアップ拡充や連携するコンテンツホルダーの拡大、新たなサービス形態の開発などを進め、2026年に約10億円の売り上げを目指す。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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