MIXI アプリ外課金の「モンストWebショップ」、 利用率5割弱まで増加 MIXI が認知向上に向けてマーケティングを強化

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2026年3月17日8:00

MIXI は、アプリ外決済「モンストWeb ショップ」 の利用率について、 マーケティングを強化する方針を明らかにした。第3四半期(2025 年10 ~ 12 月)では、前年同期で2割強だった利用率が、5 割弱まで上昇している。アプリからアプリ外決済へのリンク誘導は行っておらず、今後、さまざまなマーケティング施策でアプリユーザーに対する認知向上を進め、さらなる上昇を見込む。

「モンストWeb ショップ」は、アプリ内よりもお得にオーブを購入できる公式のブラウザ専用ショップ

スマホ法の施行に対応したアプリ外課金で
オーブがお得に購入できる

モンスト、すなわち、モンスターストライクとは、スマートフォンの特性を活用した、誰でも利用できるアクションRPG で、自分のモンスターを指で引っぱって弾き、敵のモンスターに当てて倒していくターン制のゲームだ。壁やモンスターへの「跳ね返り」や「ぶつかり」をうまく活用することで、クエストを攻略する。最大4 人まで同時に遊べる協力プレイが特徴。2013年10月に提供開始し、2025 年12 月時点では世界累計利用者数が6,500 万人を突破した。

MIXI は、2024 年8 月にアプリ外課金の「モンストWeb ショップ」の運営を開始した。ブラウザから「モンスターストライク」(モンスト)のオーブやパックを購入できる公式サービスで、アプリ内課金のApp Store やGoogle Play を通さず、Web ブラウザから直接購入できるのが特徴だ。Apple やGoogle などの巨大IT企業によるOSやアプリストアの独占的な支配を規制し、公正な競争を促進するための法律である「スマホ法」の施行に対応し、アプリ外課金をさらに強化する。

アプリ外課金である「モンストWeb ショップ 」のメリットは、Apple やGoogle などに支払うプラットフォーム手数料がかからないため、ユーザーは通常よりオーブがお得に購入できる。また、クレジットカード、PayPay、楽天ペイ、Amazon Pay、Paidy、atone、PayPalといった決済手段に対応している。さらに、Web限定パ ック、 購入額に応じてポイントを付与するポイントプログラムなどを展開しており、 ガチャの先行販売やセールなどがユーザーに好評だという。

モンストニュースなどの番組で情報発信し、
ユーザー告知に効果

モンストアプリの企画を担当する モ ンスト運営部 渡邉元輝氏 は「もちろん、支払手数料を圧縮するためにアプリ外課金のモンストWeb ショップを立ち上げたという背景もありますが、アプリ内では、プラットフォームの制約に収まる形で展開しないといけないのに対し、自社開発のモンストWeb ショップでは、自社の戦略に沿った思い通りの商品開発やマーケティング展開ができるのも大きなメリットです」と話す。

アプリ内課金でゲームを楽しむユーザーに対する認知向上策として、YouTube やX、LINE、公式ウェブサイトなどを通し、情報を発信しているという。特に効果を発揮しているのがYouTube で毎週配信しているモンストニュースだ。番組で取り上げられるアプリ内ゲームのお得情報や商品のメリットを知ったユーザーが、モンストWebショップに訪れて、買い物するケースが多いという。

渡邉氏は「今後 より多くのユーザーに利用してもらえるように、 引き続き、アプリ内の訴求や直接的な誘導は実施せずに、アプリ外のオウンドメディアを活用するなど、ユーザーに『モンストWeb ショップを使いたい』と思ってもらえるキャンペーンや商品設計を目指します」と意欲を示す。

自社開発の決済基盤を運用し、
手数料設定などで競争力を強化

モンストWebショップ立 ち上げ支 援、 企画・ディレクション 開 発 を担当する 開 発本部 宮寺千尋氏は「当社は、PCI DSS(国際カードブランド5 社が共同策定した、クレジットカード会員情報を安全に守るための国際的なセキュリティ基準)にも準拠しており、自社で開発した決済基盤を運用していることが、競争力となっています」と話す。

ログイン時は、 MIXI が提供するサービス間で利用できる共通アカウント MIXI IDを認証基盤としており、モンストのアカウントとの連
携が可能だ。MIXI ID は生体認証や多要素認証の機能もあり、モンストWebショップで購入したユーザーとゲーム内のアカウントが一致していることを確認してアイテムを付与する仕組み。また、CS のサポートも一気通貫で提供している。

スマホ法に対応し、アプリ外決済に乗り出す事業者が増えているが、決済基盤を自社開発すると、決済管理、税対応、セキュリティ対策、カスタマーサポートなどの構築が必要となり、開発・運用リソースが圧迫される可能性もある。このため、決済代行会社へ依頼する方法を検討するケースが多いが、その時には、決済代行会社への手数料が発生するため、利益率の改善幅が限定的になる場合がある。

宮寺氏は「 当社では、決済サービス事業者との直接連携を中心に、最適な決済基盤を検討しています。 手数料の数値は公表できませんが、アプリストアを頼らず、自社でモンストWeb ショップを開発していることが、手数料の設定でも優位性となっています」と話した。

また、決済手段の拡充については、渡邉氏は「当初は面を取る戦略で決済手段を拡充してきましたが、これまでに後払い決済サービスも含めて、オンライン決済に必要な決済手段を揃えられており、たいていのユーザーが、どれか一つは利用できるだろうという環境は実現できていると自負しています。この先は、どんどん追加していくというよりは、ユーザーの利便性がより高い決済手段が登場したときに、追加を検討しようと考えています」と話した。

 

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