2020年11月20日7:45
アイティフォーは、2020年11月19日、iPadやiPhoneを利用したクラウド型のPOSレジ「スマレジ」を提供するスマレジとキャッシュレス決済事業での協業を開始すると発表した。
アイティフォーでは、クレジットカード(磁気カード・ICカード、非接触ICカード)、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、中国系のQR決済の「アリペイ(Alipay)」「ウィーチャットペイ(Wechat Pay)」、国内主要QR決済に一台で対応可能なマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」を提供している。
同協業では、アイティフォーのマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」と同社のスマホアプリを使ったクラウドPOSレジ「スマレジ」を連携させ販売する。決済情報が共有されるため、従来のレジと決済端末への価格の“二度打ち”が不要となり、「スマレジ」に一度入力するだけで決済が完了する。時間短縮のほか、価格の誤入力による損害リスクや突合処理が回避できる。
決済処理にかかる手間や時間が軽減することに加え、価格の誤入力で生じる損害リスクや金額の突合処理の回避が図れるとした。マルチ決済が1台で対応可能な「iRITSpay決済ターミナル」の利便性に、スマホやタブレットがあれば低コストで簡単に導入可能な「スマレジ」の簡便性を加えることで店舗に向けたサービスが向上するなど相乗効果が期待できるとしている。
今後はスマレジを通して、これまで導入が叶わなかった中小規模店舗など、全国の加盟店に対しアイティフォーの決済端末を1台から提供することが可能になるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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