2020年12月2日7:59
Kyashは、デジタルバンキングアプリ「Kyash」において、銀行口座などから入金した残高に対し、年利1%のKyashバリューを付与する「残高利息」サービスの提供を2020年12月8日より開始すると発表した。これにより、Kyashに、決済、送金に加えて、消費者向けデジタルバンキングサービスの一環として資産形成の機能が新たに追加される。付与される利息分は現金引き出しができない残高となるそうだ。
「残高利息」は、銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、ペイジーから入金された残高に対して、年利1%のKyashバリューが毎月付与される。なお、「毎月1回以上の決済をしていること」が条件となるが、12月はリリースを記念して、本人確認アカウントを持つ人であれば誰もが対象となる。毎月1日に前月の「残高利息」を付与。なお、1円未満の端数は切り捨てとなる。
「Kyash」は、 決済、送金、資産形成ができるバンキングアプリだ。アプリをインストールするとVisaプリペイドカード「Kyash Card Virtual」を発行でき、銀行口座やクレジットカード、デビットカードをアプリに登録すると、Visa オンライン加盟店で買い物できる。Apple PayやGoogle Payにも対応しており、QUICPay+加盟店でも非接触決済が可能だ。 「Kyash Card」、「Kyash Card Lite」を発行すると実店舗での利用もできる。
※ 【2020年12月7日アップデート】Kyashは、 12月1日付で「残高利息」サービスについて案内したが、 各方面より大変多くの反響をもららい、当初想定していなかった混乱が生じる懸念があることなどを踏まえ
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ペイメントナビ編集部
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