若年層の資産形成意欲が高まる、ポイント運用サービスの認知度は7割に(Pontaリサーチ調査)

2020年12月3日8:30

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、 2020年11月26日、「資産形成・ポイント運用」に関する調査結果に関するオンライン説明会を開催した。同調査はインターネットで10月27日~28日に実施。回答者は20代から60代の3,000人となっている。

コロナ禍で老後の資産確保は高齢者ほど高い比率に

まず今年の「資産形成」への意欲を尋ねたところ、「新たに始めた」「始めたくなった」は20代の比率が高く、合わせて29.1%、「より強化したい」は30代が高く21.0%となった。ロイヤリティ マーケティング ビジネスデザイン部リサーチチーム 海渡 理恵子氏は「若年層ほど投資意欲が高まりました」と説明する。また、今年行いたい資産形成についての設問では、「新たに始めた」「より強化したい」派は「株式投資」、 「始めたくなった」派は「つみたてNISA」が高い数値となった。

今年の資産形成意欲が高まった理由については、1位が「老後の資金を確保したい」で48.8%、 2位が「将来が不安になった」で38.0%、3位が「投資で利益を出したい」が33.2%となっている。コロナ禍の中、老後の資産確保を確保したいと考える人は、高齢層ほど高まっているそうだ。

20代はつみたてNISAの利用者が最多

さらに、資産形成を、コロナ禍(2020年3月頃~2020年10月頃)に開始した割合が最も高いのは、20代女性で34.8%となった。実施している資産形成は、全体では株式投資が40.2%と最多で、次いで定期預金、投資信託となった。20代は「つみたてNISA」が最多で30.1%となった。

今後やりたい資産形成の調査結果について紹介するロイヤリティ マーケティング ビジネスデザイン部リサーチチーム 海渡 理恵子氏

「投資」の興味関心の変化・実施状況と節約意識については、今年の投資への興味関心の変化しており、節約を意識している派で、“関心が高まった”が多くなっている。また、 投資の実施状況は、節約を意識していない派より、意識している派で「投資している」の割合が高い結果となった。

「ポイント運用をしている」は2割

「ポイント運用サービス」の認知・利用状況として、ポイント運用サービスを “知っている”は、約7割を占めた。金融リテラシーが高い人ほど認知している傾向がある。

ポイント運用している人は全体で20%。20代と30代で5割を占める結果となった。42.2%がポイント運用をきっかけに投資を始めた。「ポイント運用」をきっかけに、お金での「投資」を開始した人は42.2%となり、若年層の投資の開始に成果が出始めているようだ。

CONNECTはつみたてNISAを開始予定
STOCK POINTの会員数は17万人を超える

同結果についてCONNECTの金子雅氏は、若い世代ほど将来に対して不安を抱えており、さらにコロナ禍によって将来に対して不安が増しているとした。また、株式投資にチャレンジした一方で、損をしたくないという思いもあり、投資へのハードルを感じている人がいると把握できたという。千葉氏は「CONNECTは、300銘柄を1株投資で投資することが可能で、このような不安を解消できるサービスである」と語った。また、つみたてNISAは非課税額を活用した有効な手段として若年層で利用が増えているが、2021年1月にCONNETでもサービスをスタートする予定であるという。

CONNECTの金子雅氏

STOCK POINT の土屋 清美氏は「資産形成に対する意識、特に若年層の意識が高まったと確認できました」とコメントした。特にポイント運用の認知度も7割と高まっているが、同社独自の「個別銘柄株式でのポイント運用」サービスである「StockPoint」会員数も17万人を超えていて、「これからも増えてきます」と土屋氏は話す。今後も簡単に投資体験のチャレンジができて理解を深めるサービスを提供し、ひいては個人でも金融商品を持つことで経済活動とつながる世界を実現していきたいとした。

STOCK POINT の土屋 清美氏

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