2020年12月11日7:10
スイッチスマイルは、ビーコンを活用したスタンプラリーやクーポン、リアルタイムプッシュコンテンツ配信機能を搭載したオウンドアプリが簡単に作成・公開できる「街活ビーコンプラットフォーム」を協同組合 東舞鶴商店街連盟など5団体が実施するGo To 商店街プロジェクトに提供したと発表した。
同プロジェクトの一環で実施される2つのイベントが2020年12月4日にスタートし、 専用アプリも同時にリリースされた。
2020年10月19日から事業開始となったGo To 商店街は、新型コロナで打撃を受けた商店街に政府が支援金を支給するキャンペーンで、消費者や生産者が地元や商店街の良さを再認識するきっかけとなるような商店街イベント等の実施や、地域の良さの再発見を促すような新たな商材の開発やプロモーションの制作といった事業が支援の対象とされている。
「街活ビーコンプラットフォーム」は、①無償で利用可能なビーコンとオープンネットワーク、②ビーコンと位置情報の送受信ができるアプリ、③アプリがビーコンの信号を検知した時にコンテンツをプッシュ配信するシステム、④ニュースやお知らせ、クーポンなど、アプリのコンテンツを管理するCMS、 ⑤ユーザーのリアルな行動分析が含まれたプラットフォームで、Go To 商店街におけるスタンプラリーやクーポン抽選などのイベントおよび地域情報発信をワンストップで行うことを可能にするものであるという。
「街活ビーコンプラットフォーム」を活用したイベントは『海軍ゆかりの光の公園デジタル迷路脱出ゲーム』(主催:大門商店街振興組合・八島商店街商業協同組合)と『海軍ゆかりの軍艦通りデジタルスタンプラリー』(主催:東舞鶴商店街連盟・三条商店街振興組合・七条商店街事業協同組合)の2つで、 それぞれの専用アプリ『舞鶴光の迷路デジタルクイズ』と『舞鶴デジタルレシートラリー』をApp StoreおよびGoogle Playで一般公開している。
『海軍ゆかりの光の公園デジタル迷路脱出ゲーム』は、同公園内に設置された迷路をクイズに答えながら脱出し、全てのクイズに正解すると景品がもらえるリアル脱出ゲームとなる。出題地点にはMIRAIBARが開発した指向性ビーコンが設置されており、参加者があらかじめインストールした『舞鶴光の迷路デジタルクイズ』アプリがビーコンの信号を検知すると、 出題地点のスタンプをアプリ上で獲得できるとしている。
『海軍ゆかりの軍艦通りデジタルスタンプラリー』は、 舞鶴市の商店街や観光スポットを巡ってミッションを達成すると景品がもらえるイベントとなる。商店街の店舗や観光スポットには、POI位置情報を活用したプラットフォーム「pinable」と連携するセンサー端末である「pinableビーコン」が設置され、 『舞鶴デジタルレシートラリー』アプリがビーコンの信号を検知すると、ミッションのひとつであるスタンプ獲得や地域情報配信がアプリを通じて行われる。