2021年2月24日19:21
楽天ペイメントと、暗号資産交換業を運営する楽天ウォレットは、2021年2月24日より、暗号資産の現物取引サービスにおいて利用者が保有するビットコインなどの暗号資産を、楽天グループのオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージし、全国の「楽天ペイ(アプリ決済)」および「楽天ポイントカード」加盟店等での買い物で利用可能とするサービスを開始した。なお、暗号資産のチャージにおいて、国内で初めて取引金額に制限なく手数料無料としているそうだ。
これまで、「楽天ウォレット」で扱う暗号資産では、売却後に所定の手数料300円(税込)を支払うことで、銀行口座を経由して出金・利用することが可能だった。同サービスにおいて、利用者は、「楽天ウォレット」の現物取引専用スマートフォンアプリ「楽天ウォレット」アプリを通じて、手数料無料で暗号資産から「楽天キャッシュ」にチャージが可能となる。また、「楽天キャッシュ」にチャージ可能になったことにより、「楽天市場」など楽天グループの各種サービスのほか、「楽天ペイ(アプリ決済)」や「楽天ポイントカード」アプリを利用して全国の街のスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどでの支払いに利用可能となる。なお、「楽天ペイ(アプリ決済)」では「楽天キャッシュ」を使って支払うと、楽天ポイント」が100円(税込)につき1ポイント(1%)貯まる。
同サービスの対象となる暗号資産は、「楽天ウォレット」の現物取引サービスで運用可能な「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」となる。暗号資産からチャージできる「楽天キャッシュ」は、最低1,000円から最大10万円(1カ月累計)までとなり、チャージ後には利用者の「楽天キャッシュ」残高に反映される。
さらに、今春を目途に「楽天ペイ」アプリ上で「楽天ウォレット」アプリへアクセスでき、暗号資産から「楽天キャッシュ」へのチャージが可能となる予定だ。
なお、同サービス開始を記念し、2021年2月24日~3月24日まで「暗号資産から楽天キャッシュへチャージで最大1,000ポイントプレゼント」キャンペーンを実施する。期間中に「楽天ウォレット」の現物取引口座から「楽天キャッシュ」にチャージすると、チャージ金額に応じて「楽天ポイント」を進呈するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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