2010年12月23日9:00
Amexは消費者は2011年以降どんなショッピング行動をとるのかについて調査を実施。その結果5つのトレンドを発表した。
総括していえば「ひと呼吸おいて購入する時代(The New Era of Pause and Purchase)」。消費者は購買決定にいままで以上に考え、賢い消費者(Smart Spender)であるためにはなにが意味のあることなのか、を問い直すようになっている。
調査レポートは現在消費者の購買に影響を与えている5つのトレンドを解明。新技術やソーシャルメディア、ブランド透明性などがどのように消費者の将来的な購買行動を変えようとしているのかを考察している。
かつて賢い消費者とは、主としてコスト意識の高い人だった。いまの賢い消費者とは、価格ではなく価値意識の高い人。買うに値するかどうか、自分の生活にどんな価値をもたらすか、を考えている。
5つのトレンドとは、ラーバニズム、ギブアノミクス、COBs、コンサンプション、Cicoだという。
Pause & Purchaseの時代は、モバイルとWebが中核となって革新していくだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。