クレディセゾン、若年層で利用が広がる「SAISON CARD Digital」の強みとは?

2021年4月15日8:30

申込から最短5分で利用が可能、協業先は50社超

クレディセゾンがスマホ完結型決済サービス「SAISON CARD Digital」の提供を開始してから、約4カ月が経過した。申込完了後、最短5分でカード番号が発番され、即、ショッピングに利用可能。アプリでのカード情報の確認には二要素認証を採用し、利用履歴は都度通知されるなど、セキュリティ対策にも力を入れる。コロナ禍による生活習慣の変化でオンライン決済の機会がますます増え、安全かつ使い勝手の良い決済手段が求められる中、若年層を中心に利用者が増加。協業先は現在、様々な規模の事業者で約50社超。クレディセゾンではこれまでに蓄積された知見を生かし、規模の大小やビジネスがオンラインかオフラインかを問わず、多くの企業とアライアンスを組んで、「SAISON CARD Digital」の利用拡大を図っていきたい考えだ。

クレディセゾン 戦略企画部 課長 宮脇雅史氏

記事のポイント!
①最短5分でアプリ上にデジタルカード表示、QUICPay加盟店での支払いも

②協業先に応じて柔軟なアライアンス形態で発行可能

③ユーザーのプロフィールは若年層が多い傾向?

④スマホでより感覚的に手続きできるよう日々検証・改善

⑤「セゾンカードで良かった」と思ってもらえるサービスを提供

5分で発番、オン/オフラインで即利用可能
二要素認証でセキュリティを担保

クレディセゾンでは2020年11月24日、スマホ完結型決済サービス「SAISON CARD Digital」の提供を開始した。「SAISON CARD Digital」では、Web申込サイトまたはスマホアプリ「セゾンPortal」からの申込完了後、最短5分でカード番号を発番し、アプリ上にデジタルカードを表示する。ユーザーは即、オンラインショップでの利用が可能だ。また、アプリからApple PayまたはGoogle Payを設定すれば、QUICPay加盟店での店頭支払いにも使える。

セゾンカードデジタルデジタルカードイメージ

従来のフィジカルカードの場合、通常、利用者の手元にカードが届くまでは通常申込受付後、1週間程度かかる。クレディセゾンでは全国の提携先店舗に設置されたセゾンカウンターで即日発行のサービスを行っているが、これを利用するには利用者にカウンターまで足を運んでもらう必要がある。コロナ禍においてECの利用がますます増える中、“スマホで欲しいものをすぐに見つけてすぐに買いたい”ユーザーのニーズに応えた。一度与信を経てしまえば、チャージなどの手間なく、限度額内で自由に商品・サービスの購入ができるという点で、クレジットカードはプリペイドカードと比べてもアドバンテージが高い。

さらにユーザーには、最短3営業日後にフィジカルカードが届けられるが、これにはセキュリティを考慮して、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードなどのカード情報が一切表示されていない。紛失した場合などには、アプリから一時停止・再開の手続きができる。利用履歴はほぼリアルタイムでアプリに通知されるので、万一不正利用が行われた際にも素早く検知することが可能になっている。

一方、アプリの側では、ログインやカード番号の確認などの際に生体認証とパスコード認証の二要素認証を採用することによって、強固なセキュリティを担保している。

フードデリバリー事業「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanと共同キャンペーンを実施。発行されたデジタルカードは、「セゾンPortal」にて、Woltのマスコット「Woltのトナカイ ユーホ」のオリジナルデザインに着せ替えができる

中小規模の事業者を含め50社超が導入
ユーザーは30代以下が6割強

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