2021年6月18日13:30
凸版印刷は、金属調加飾を施しながらもNFCタグに求められる通信性能も維持した、高意匠NFCラベルを開発したと発表した。
同製品は金属調加飾による高い意匠性の実現に加え、NFCが金属による通信影響を受けやすいという課題に対応し、印刷加飾技術や箔のデザインパターン、アンテナ設計等の技術を組み合わせることで通信性能の維持を実現したNFCラベルとなる。
一般的にRFIDタグは、金属素材により通信の阻害・性能低下などの影響を受ける性質を持つ。同製品は、その性質を考慮した金属調加飾技術の採用に加え、NFCタグのアンテナ設計の技術的知見を活かし、金属調加飾を施していてもNFCタグとしての通信性能を十分に確保できる製品設計を行っているそうだ。
製品ラインアップとして、金属調装飾タイプでは、デジタル印刷による金属箔転写と他印刷との複合化による金属調加飾デザインを付与したモデルとなる。箔版が不要なため、意匠性の高いデザインを低コスト・短納期で対応できる。
また、金属調鏡面タイプは、金属蒸着を使ってラベル全面を金属鏡面調に仕上げたモデルだ。ゴールドやその他メタリックカラーの色調再現、マット調仕上げ等も可能だという。
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ペイメントナビ編集部
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