2021年11月2日8:00
ライフカードと三井住友信託銀行が設立したすみしんライフカードは、Visaライセンスを活用してフィンテック(FinTech)企業とのブランドプリペイドカード発行支援を進めている。同社担当者にこれまでの成果について話を聞いた。
記事のポイント!
①プリペイドの発行支援を強化
②Kyash、mixi、freee、EVERINGを支援
③FinTech企業の発行の形態もさまざま
④事業としての収益は?
⑤Visaの「FinTechファストトラックプログラム」に参加
⑥今後の取り組みは?
ライフカードと連携してビジネス展開
すみしんライフカードは、Visaのアクワイアリング業務をメイン事業として展開、現在はプリペイドカード発行支援事業に力を入れようとしている。
「リテール分野へ進出したいという三井住友信託銀行と自社でアクワイアリング事業を開始したいという両社の思惑が一致して、すみしんライフカードを設立しました」とライフカード ブランド推進部 ブランド推進課 課長 那須直幸氏は話す。現在、アクワイアリング事業にあたっては、Mastercardブランドはライフカード、Visaブランドはすみしんライフカードがアクワイアラとなっている。
Kyash、mixi、freee、EVERINGを支援
現在も複数の案件が進行中
「すみしんライフカードでは、4年前に国内のFinTech決済企業の草分け的存在であるKyashとプリペイドカード発行支援事業で成功した実績があり、同事業にかじを切ろうということで、注力しています」と那須氏は説明する。その後もミクシィ(mixi)、freee、EVERINGといった企業を支援しており、現在も複数の企業の案件が進行中だ。
那須氏は「FinTech企業同士は横のつながりがあるため、企業側からお声がかかることもあります。今後も積極的に取り組んでいきたいです」と意気込みを見せる。
さまざまな発行形態を支援
事業としての収益は確保
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